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変質する医療(USAニューヨーク)

ニューヨーク市の歯科医は治療に癒しを組み込んだ。痛い、怖いといった不安を取り除き「歯科治療をリラックスする場に変えたかった」というように、ラベンダーの香り漂う部屋に横たわり、腕を解きほぐすマッサージ。手には温かい石を握り、ツボを刺激。顔にかけたビデオ・ゴーグルではお気に入りの映画が流れる。このような、『癒し系歯科医院』が全米に続々と登場しつつある。
 同市の総合病院では「Reiki(霊気)」と呼ばれる治療も組み込んでいる。この病院は2000年に米最大の代替医療センター開設した。西洋医学一辺倒だった名門病院に風穴を開けたのは患者の健康維持への強い執着だった。
 南西部砂漠地帯にある高級リゾート施設は『健康合宿』が売り物である。フィットネスや医師団による診療を1時間刻みでこなしていく。平均7日間の滞在中には運動や料理ななどの健康管理術も学んでいる。アメリカでは、薬漬けの医療体制の不信から、様々な代替医療の利用は、1990年の33%から1997年には42%に増えているとのことです。また西洋医学と代替医療との融合の準備がなんと連邦政府レベルで始まっているようです。(日本経済新聞1月13日掲載)

 一般的にカイロ治療は痛い、怖いというイメージがあった為、KIZUカイロプラクティックでは、3年前に「癒されるクリニック」を目指しました。「癒される」部分は、心も身体もリラックスできる環境を整備し、それに見合うサービスを提供する事。「クリニック」の部分では、医学は一生勉強・技術向上は永遠の課題とし、あらゆる専門分野の医療機関と連携し、より高度で信頼して頂く為のシステムを構築することでした。
 この12月に開設した分院(ANNEX)はゆったりとしたスペースの中に色彩・照明すべてにおいて「癒される」部分を意識しております。また、併設された「睡眠サロンNAPIA」では、治療前後のリラックスする場としてご好評を頂いております。
 益々「癒される・クリニック」その必要性は感じていますので、これからも様々な試みをしていきたいと考えています。